前提の話
2015年4月に旅行した時のものです。※旅行当時のものですのでご注意ください。多分、今は結構変わっていると思います。(当時はインドネシア入国にビザが必要だったし)
私はシンガポールから船で日帰り観光をしてきました。
タンジュン・ピナンについて
インドネシアのリアウ諸島州の州都です。州都といっても都会といった感じではありません。
ビンタン島という島にあり、シンガポールから比較的近いところにあります。ビンタン島はシンガポールのリゾート地といった感じです。
ですが、タンジュン・ピナンは全然リゾートではありませんし、実際にあんまり観光するところはありません(笑)。
ラジャ・ハジ・フィサビッリラーの記念碑
行き方について
ビンタン島には空港がありますので、飛行機で行くことが出来ます。ざっと調べたところインドネシアの国内便しかなく、基本的にはジャカルタから来ることになるかと思います。新空港も建設中だそうです。
船は近隣の島からの他、シンガポールやマレーシア(ジョホールバル)から国際航路があるようです。また、ビンタン島行きであれば、他に北部のリゾートホテルの船もあるようです。
今回はシンガポールからSINDOフェリーで訪れました。
シンガポールからのフェリー
少なくともSINDOフェリーが運行しています。
Webサイトから予約ができると思います。自分が行った当時はメールで予約をする必要がありました。また、国際航路のためか予約時にパスポート情報が必要となりました。(今も必要かはわかりません)
片道の所要時間は約2時間、料金はSGD22(このほかにターミナル利用料的な費用が必要となるみたいです)です。
SINDOフェリーの船
現在は新型の船になっていると思います。
タナメラフェリーターミナル
シンガポール側はタナメラフェリーターミナルから出発します。
フェリーターミナルはチャンギ空港に近いところにあります。MRT東西線のタナ・メラ駅(EW4)から35番のバスでアクセスできます。
フェリーターミナルについたらSINDOフェリーの窓口でチェックインと費用を支払いました。
チェックインの際にインドネシアの入国カード(予約時の名前で記載済み)をもらえますので、記載内容を必ず確認してください。
その後、出国審査場に向かいます。
国際線ですので、ターミナルには余裕をもって到着した方が良いと思います。
タナメラフェリーターミナル
写真の右手(セブンイレブンの奥)に行くと出国審査を受ける所になります。
出国審査後は待合室になりますが、待合室にはカフェ、免税店、トイレがあります。
タナメラフェリーターミナルの待合室
タンジュン・ピナン インターナショナルハーバー
タンジュン・ピナン側のターミナルは市街地の西側にあります。
→Google Mapへのリンク
タンジュン・ピナン インターナショナルハーバー
※現在は建て替えられて別の建物になっています。
到着後入国審査に進みます。
当時はビザの取得が必要だったので、入国審査の前にビザの発給手続きを行います。手数料はUS$で支払いました。
入国審査では顔写真と指紋を採取されます。
入国審査後は税関申告書を記載して税関を通ります。
到着まではなんだかんだで下船後40分程度かかりました。なお、シンガポールとの間には時差が1時間ありますのでご注意ください。
出国後の待合室
※現在は建て替えられて別の建物になっています。
SINDOフェリーのオフィスはターミナル内にはなく、街中(ターミナルから徒歩5分くらい?)にあるので注意が必要です。
帰りのチケットはSINDOフェリーのオフィスで発券する必要がありました。
また、出国時にはターミナル利用料(Rp60,000?)の支払いが必要だったと思いますので、現金は残しておいた方が良いと思います。
街中の移動について
おそらく多くの旅行者は事前にチャーターやホテルの送迎などを予約しているかと思います。また、おそらくですが、到着時にフェリー乗り場の近くにある旅行代理店や桟橋にいる客引きでも手配可能かと思います。
チャーター的な車を除いて、タクシーのようなものは無いと思います。バイタクはおそらくあると思います。バスなどはありません。乗合バンは走っていました。
現地の乗合バン
たくさん走っていましたが、現地語が使えないと厳しいかもしれません。
まあ、最近ならGojekやGrabなどのサービスが使えるかもしれません。
観光?案内
© OpenStreetMap contributors に筆者加筆
地図① フェリーターミナル
桟橋でつながっています。陸側は駐車場(有料)になっています。
地図② ビンタンモール
タンジュン・ピナンの中心部にあるショッピングモールです。無料のトイレもあります(紙はなくて桶で水をすくって流すタイプですが)。駐車場は有料です。
ビンタンモール
ビンタンモール内の雑貨屋
ビンタンモール1階のレストラン AYAM GORENG BURGER 88 で食べたミーゴレン
すでに閉店したらしい。
地図③ ラジャ・ハジ・フィサビッリラーの記念碑
街のシンボル的な
地図③ ラマヤーナモール
ビンタンモールより明るくてきれい。大き目なスーパーといった感じでしょうか。
ラマヤーナモール
地図⑤ 北の桟橋の方
このあたりに限らず旧市街の北の方は水上に建物が建っています。
北の桟橋の入り口
写真中央左奥の大きい建物がビンタンモール
わかりにくいですが右側の奥の方にちょっとだけ見える桟橋がインターナショナルハーバーに行く桟橋
張公聖君廟?
ビンタンモールとの間くらいの路地にありました。
福建系の華僑の方が多いのかもしれません。英語よりも中国語の方が通じる感じがしました。(自分は英語も中国語もしゃべれないので、想像ですが)
地図⑥ リアウ王国の王たちの副モスク(ペニヤガット島)
訪問はしませんでした。別の島なので船で向かう必要があります。北の桟橋から船が出ているみたいです。
感想
行って良かったか?
う~ん。まあ、自分はそれなりに面白かったですけどね。
おすすめはしません。ビンタン島はともかくとして、タンジュン・ピナン自体はそれほど観光する所はありませんでした。ビンタン島のリゾートに行くついでとかに行けば良いのではないでしょうか。
地図を見ると自分が訪問した時よりいろいろ開発が進んでいるみたいですので、少しは見どころが増えているかもしれません。